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4日間という長期の講習でしたが、内容の濃いとても良いものだったと思いました。 普段ガイドさん達用に講習している内容ですが、簡単なルートでも、ご自分達でツアースキーに入られる方には、 是非講習していただきたいと思いました。 今回の講習形態は、ツヴェートお手製テキストを元に室内講習後、実地講習で試すという方法をとりました。 実地講習後も室内でENSA(フランス国立山岳学校)の山岳スキーマニュアルビデオを見て検証。 スキー場を目の前に、何時も室内でゴチャゴチャやってる変な団体と周りは思ったかも知れませんネ(笑) 習ったことを速実践・実験する方法は、効率的かつ効果的だと思いました。 そのため実地ではツヴェート氏のオーダーで、受講生がなるべくリーダーシップをとり、 ツヴェート氏がチェックという形です。講師のの総評としては、 「講習でできても実践でできなくては意味がない+早くできなきゃネ・・」でした。 確かに山に入れば時間勝負。少なくとも集合時間に間に合うように、装備をしようと思いました。ハイ (次元低すぎ・・・?) 【12月23日】 ●装備の点検と使用方法 ●登高準備と開始の注意点 ●パーティー全体を考えたルートの取り方(登り&滑降) ●キックターン ●キックターンの補助 ●危険地帯の通過(登り&滑降) ●シールの取り扱い 【12月24日】 ●ロープのフィックス(仮固定) ●簡易ハーネスの作り方(補助ロープ&メインロープ) ●色々なロープワーク ●ツエルト設営 ●危険地帯でロープを使用しての降ろし方 ●ヘットライトでのナイト滑降 ●補助ロープでの滑降補助 【12月25日】 ●ビーコンの特性や使用の注意点 ●雪崩れ講習(弱層や見極方) ●実践ビーコン捜索の仕方2回 ●埋没体験 【12月26日】 ●ホワイトアウト時のコンパスナビゲーション ●緊急ビバーク・スノーシェルター ●スキー搬送 |