今年の7月は実にヨーロッパは天気が悪い
でもこの週は比較的安定してたし、友人(マルティン)がトリグラウに友人と行くというので
便乗して初日の少しだけ同行(だって奴ら装備もってなくて1泊だから荷物軽くて歩くの速すぎ!)

直ぐに「私、急ぐ理由が無いんで先に行ってね~」と離脱
そう私は本当にこの日急ぐ理由が無い
どんなに急いでも次の行程には繋げないので早出した彼らのために
11時に着いてしまった小屋でウダウダと・・
土日なのでトリグラウ登頂のグループが気合満々でやたらとうるさい

トリグラウは「スロベニア人なら一度は登らないといけない山」なので
ふだん山に登らない人が山岳会系オジサン達に連れられてきて指導されてたり
理由のわかんない外国人がウロウロしてたり
同じ山に登るのに重装備なひとやハイカー、ガイド山行、はたまた子供まで
まぁ~賑やか

次の日はコースタイムで8時間の長丁場、しかも殆どがビアフェラータのルートだ
行ったことないコースだし(だから行きたかった)1人でちょっと緊張。
2カ所で普通の登山道とクロスするが、その他の所ではワンパーティちかすれ違わなかった。
(たぶん同方向でも歩いて無い)
スロベニアの登山道って結構間違いやすい・・
あまりメジャーでないルートなのか・・2回も間違えてしまい
(逆方向からの方がメインだったのかなぁ~)
2回目はルートが見つからないので引き替えそうと思ったところで発見。
そんなこんなで9時間位かかって2泊目の小屋に着きました~

次の日の天気は朝からスッキリ!
小屋の人も「今日は一日安定してるし、マーキングもしっかりしてる」って言っていたので、
余裕でスタート。
本日の予想行程時間も9時間くらいだったがエスケープルートが3カ所くらいある。
途中しっかりした装備の親子に遭遇
「9時に何故此処?」と思い聞いたら「午後から崩れる」との事・・
まぁエスケープルートも有ることだし、と言うことで前進

本日も私のルート上には人の気配なし!!
ルートはしっかりしてるのだが・・・人気がないしガスが上がってくるし
心細すぎ・・・(苦笑)
何度か下山を考えたが前進。
でも後少しで最後の山を登頂という所でさすがにこれ以上は無理だし
エスケープが無くなるので残念だが下山。

峠の小屋で泊まって明日再トライと思ったが
小屋の人が「明日の昼は晴れるけど、今夜から朝に掛けては雨」との事
急遽バスに乗って家に戻った

(Part2に続く)