何時も車移動が多い私達。たまには列車の旅も良いかと思っていたところにヒットしたのが
JR東日本の「大人の休日パス」15000円で4日間乗り放題(新幹線含む」6回まで普通指定席予約可能というパス
計画の段階で中嶋は盛り上がってました~
ツベートさんは「森吉山と岩木山行ければあとは勝手に決めて良いよ」と言ったのですが
4日間の日程で北東北の山2つも入れられたら既にかなりタイドじゃん・・
私に残された自由は列車?って事で調べたら色々あるんですね・・日本の列車って
「お座敷列車」「ストーブ列車」「豪華レストラン列車」「居酒屋?列車」等々
ちょっと驚きました。こんな所でJRはお金使ってるのか?って感じです
そのお金で埼京線の待遇をもう少し何とか出来ないものでしょうか?・・と突っ込みを入れたくなりますが
楽しむ方に回わってしまえば・・楽しむしかないでしょ♪

旅の様子は上の写真を見てくださいませ
今回の旅で一番思い出深いのは阿仁合かな・・
森吉山は登れなかったけど秋田内陸縦貫鉄道はとても良かった
※これは残念ながらJRでないので別料金、しかも路線内で一泊すると復路タダらしいのだが
 私達は2泊したのでなんの割引きも無かった(納得いかない・・)
それはともかくこの路線は私の好きな本「邂逅の森」の舞台となっている所
打当温泉は解ってましたが主人公が勤めた鉱山は阿仁鉱山だったのですね
地元の人か話すには阿仁合は森吉山を中心として鉱山として700年以上の歴史があり
開国後にドイツ人技術者を呼んで日本のモデル的鉱山を作ったとか
そのドイツ人のために作った洋館は鹿鳴館などの建物に先駆けて作られたそうです(今もあります)

今は閑散とした町も「昔は凄かったんだよ夜も昼もこの通りを大勢の鉱夫が歩いてた~」と地元の酒屋さんが言ってました
1978年に閉鎖になったので地元のお年寄りはその活気ある町→衰退を身をもって知ってるんですよね
※上記「馬肉シチュー」他にも町には多く「馬肉」が売られてました。何故馬?って思って聞いたら
 「鉱夫が精力つけるために肉を食べたんだよ、熊は簡単には手に入らないからね」だそうです。納得
今は静かになった阿仁合の町だけれども、森吉山は登山・ハイキングとして人気があり、
今も昔同様地元の「お宝の山」だそうです。
今は静かで自然に恵まれた東北の山の中の小さな町だけれど鉱山の歴史と最先端の文化があった町
小さな駅舎から思いを馳せると不思議な時間の流れを感じられる町です
またここには是非来なくては~と思いました

時間には縛られるけど・・移動中は寝られるし、お酒も飲めるし列車の旅は良いもんだな~
新幹線は高いので敬遠ぎみだけどこの「大人の休日パス」ならと~ってもリーズナブル
乗り合わせた人達の大抵このパスを持っていて・・大人達が東北を大移動してました(笑)
あ~大人になれて良かった♪