4月15日・16日 晴れ・曇り
一週間中天気予報はとても悪く、「菜種梅雨」とか言われていましたが、
プライベートガイドで行った12日の朝日岳も晴天のようだったし,
今週末の蓮華温泉も天気に恵まれました! 「まぁ・・土曜は何とかなるかなぁ~」って感じでしたし、夜中雨が降っていましたが、日曜は出発時から晴れ初め無風だし雪もザラメで楽でした。 さてツヴェートさん期待の「野天風呂=混浴」ですが、これもラッキーなことにやっとオープンでしたところでした。(12日も入れたけどまだ温度が良くなかったって・・)
しかし・・彼の思惑は大きく外れ、女性は上のほうの「薬師の湯」で、のんびり入ることになりました。
男性の野天からは見えませんが、こちらから男性は除き放題でしたよ♪ 野天に入るために時期までずらしたツヴェートさんは、あきらめがつかないらしく・・・
「夜とかも星か綺麗だよ~、誰もいないし」と、悲しい努力をしていましたが、女性陣からは却下されてました(笑)別に良いんだけど・・ちょっと遠いからね~ 木地屋までの単純そうなコースもツヴェートの「スパイス」が所々に入り、なかなか気を許せないコースになりました。何回行っても楽しいコースで、中嶋はとっても大好きです。

【4月8日9日の事故に関して】
多くのかたが2日間に無くなってしまったことに、同じ様なエリアを使用している一人として、
とても残念に思っておりますし、亡くなってしまった方へご冥福をお祈りいたします
ただ私達は今回の事件が、「悪天候なのに行ってしまった非常識な行為」で終わってしまう事が心配です。今回の蓮華温泉へ行くはずのパーティの事故は「初歩的ルートファインディング」のミスです。「悪天候」が根本的な原因ではありません。
登山は元々「常識から逸脱した“非”常識的な行為」だと私達は思っています。
特に日本の天候は非常に変わりやすく、天気が良いときに入っても翌日には悪くなることもあります。視界が良いときにしか動けないなら、そもそも泊まりがけで冬山に入るべきではないと思います。“非常”の事態を何時も年頭に置いてコンパスの使い方、地図の見方、装備の揃え方など
習慣に頼らずにキチンとした知識と技術を磨く事が大切なのだと思っております。

「悪天候なのに無理をして行ってしまった事が原因」になってしまうと、「天気の良い日は安全」となってしまいます。実際、晴天で気温の上がる日にでも、雪崩危険場所にピクニック気分で多くの人が入って行って行きます。ルートによって危険な場所・危険な天気はそれぞれ違います。一概に「天気が良い日はOKで、悪い日はNG」という考えは、事故を減らすための根本的な解決にはならないと思うところです。