C&C恒例の年末登山に参加しました。
2泊3日の小屋泊南八ヶ岳縦走。今年の(この数日だけ?)八ヶ岳は雪が多く、とっても時間がかかりました。夏のコースタイムの倍近くかかったかもしれません。

初日は稲子登山口からから本沢温泉までの半日お気楽アプローチ、と思いきや、
思いのほか時間がかかり、本沢温泉到着は4時半をまわってました。到着時の気温は-12度。
ちょっと前までが異様に暖かかったので、寒さがこたえます。
こんな時間に到着したので、露天風呂に行く気力は無く、数十メートル離れた小屋にある風呂に入りました。
脱衣場はとても寒かったけど、お湯は暖かくてとても気持ちよかったです。
しかし、山小屋はなぜか寒い、というか、ストーブが少ない。明け方に寒さで起きちゃいました。

2日目は本沢温泉から赤岳頂上小屋まで。この日も快晴で、稜線上は強風の様子。
小屋の前から見える硫黄岳は真っ白です。
信じられないことに、八ヶ岳では初めてのスノーシューを使うことに(わかんの人もいる)。

硫黄岳が近づくと風が強くなりアイゼンに履き替えました。深雪は八ヶ岳らしくないけど、
この強風はいかにも八ヶ岳です。そして、アンザイレンに。
やっと稜線に出たと思っても、ここから先が思ったよりも長い。
そして、風があると寒いけど、風の無いところでは結構暑くて、汗かいて寒くってと、いまいちな格好で行ってしまいました。そして、暑かったり寒かったり、怖かったり、長かったりで、最後の赤岳の登りをあえいで頂上小屋到着。今日は7時半頃から16時前までの長い行動でした。
頂上小屋はとても暖かく、しかもすいていて快適でした。が、ご飯は貧弱…

最後の日は、2006年最後の日の出とともに出発。昨日到着後にちょっとだけ見に行ったおっかない下りです。今日も快晴で最高の景色。方角的にずっと富士山の見える、おめでたい2006年最後の登山となりました。

この日は下るだけと思いきや、とっても長い行程に加えて、
アップダウンの繰り返し、そして、ところどころに難所があります。
けど、メンバーの足取りは3日のうちで一番良いみたい(2日目は大変でしたが…)。

深い雪のおかげで時間はかかったけど、最初の予定を変更して短い行程に変更しようって考えも捨てて、結局最初の行程通りにいくことになりました。とっても疲れましたが、天気と景色の良い、

最高の登山になりました。 レポート:バンチィ林