長野県菅平の大谷不動にアイスクライミングに行きました。
もちろん師匠のツベートさんにつれられてです。
アイスクライミングまだ2シーズン目の私にとって、
ネットやガイドブックを見ても恐れ多い存在であることは分かっていました。

大谷不動へはスキ登山靴にスキーをつけてのアプローチであり本場のアルピニスト気分でした。
1日目は大谷不動 不動前の滝(50m Ⅴ級~Ⅵ級-)とその上段7m程度の滝、
2日目は、本谷1F(7m)と大谷不動右側壁の氷ばく(60mⅤ級~Ⅵ級-)を登りました。
氷の中には以前に登った人の流血が琥珀にとじこめらた虫や
ビー玉の中のらせん模様のように残っていました。

スクリューにテンションしながらのビレイやらで、
私にとってまさにアイガー北壁をのぼったかのような気分でした。
6級のアイスクライミングに連れて行っていただけるガイドはなかなかいないですし、
このような機会はないのでツベート師匠に感謝・感謝です。
厳しい山に行ったあとは近所の景色も違ってみえます。
あとで思えば本当に楽しいと思える山行でした。

講習生レポート