↑エベレスト南東稜(ユーゴスラビアルート)は1979年です。1975年はマクルーに無酸素で登ったみたいだけど・・・、
 8千㍍以上無酸素初登頂ってメスナーじゃないの?よくわからん
「岳人7月号」にも載っている「ドイツルート」に登ってきました。
前夜21時に電話して「明日か12日13日しか時間がないんだ」と言ったところ、マリヨン氏は気軽に「じゃ明日」と引き受けてくれて、こっちが代えって慌てました(笑)

朝5時に向かえに来てくれ、6時00分に歩き始め最後トリグラウ肩の小屋にたどり着くまで、全行程7時間30分。岳人をご覧になった方は「?」と思われるかも知れませんが、あれは撮影もあるので、記録的に遅いペースです(失礼)でも恭子さんはルート上記録的な高年齢女性だと思います(ホント凄いです)。標高差1000mって書いてあるからロング
ルートに行ったのかなぁ~??(同じだと思うんだけどな・・)私たちのペースでは、以下の感じでした。

一回だけ怪しげな雲を見て慌てましたが、問題なく快適なクライミングを楽しみました♪天気よりも今回怖かったのは「落石」。大きな石が一杯落ちてきたり、音がしたりと本当に怖かった・・・。メロン大の石が腕に、いちご大の石が指に当たりました・・・雪解け後直ぐは怖いですねぇ(ノートでは今年2番目のパーティでした)。ホールドも脆いのので、慎重
にいかないと、大きな岩も動きます。一回凄く大きな岩が剥がれちゃってどうしようか困りました。あまりにでかいので落とすわけにもいかず、そ~っと戻して「此処にいるんだよ」と言い聞かせましたが・・・。下に見えた1パーティが、どのルートに行ったのかは最後まで判りませんでしたが、下にいなかったことを祈ります。

何より誇らしいのはガイドさんが凄かったことです。ユーゴスラビアルートをエベレストで開拓した人ですよ~この北壁にも2本、彼のルートがあります。でも私にはそれがどんなに凄いのか、良くわからないので悲しいのですが、とにかく頼りになるので、ゼンゼン怖くなく登れました。ありがとうマリヨンさん♪
 
6:00  歩き始め 1000m     
7:30  クライミング開始 
12:15 クライミング終了 昼食
13:30 小屋着  2500m