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初日は、表妙義または裏妙義ルートでの懸垂下降などの実習練習が予定されていましたが、 雨天のため、物語山登山に変更。 下山後駐車場手前の林道入り口ちかくの、てごろな岩場で、懸垂下降の練習。 さて、本番の二日目。国民宿舎・裏妙義(ここの夕食は美味でした!)を朝5時に出発。 この時点で雨は一応あがっていたので、星穴岩をめざすことに。 中之獄神社から参道、一般道を登り縦走路へ。途中、ハーネスをつけて全員がアンザイレン。 縦走路との分岐に「一般登山者立入禁止」の看板があり、ここからバリエーションルートの始まり。 道なき道を進み、ついて行くので精一杯。 林立する奇峰の稜線を慎重に歩き、見わたすかぎりの雲海の上にでる。天気は霧がでたり、小雨がふったり。 稜線からはずれて、トラバースの連続、足場の悪い急斜面を登ったり、下ったり。 とにかく、どこを歩いているのか、さっぱり分からない。そうこうするうちに、 最初の下降ポイント、約20メートルの懸垂下降。巨大な穴が現れるが、これはまだ「星穴もどき」。 2回目の下降ポイントへ。霧がかかって下がほとんど見えないので、恐さも半減。 約40メートルの懸垂下降。ここから登り返して、ようやく目的地へ。 これが星穴かぁ~! しばし茫然。こんな穴をつくってしまう自然と歳月の力に感動。 感動もつかのま、下山も道なき道を約2時間、午後3時に駐車場ちかくの車道に到着。 いやぁ~、けっこう疲れました。かなりドロドロになりました。 ひとりでは絶対に行けないところなので、講習に参加させていただいて、本当に良かったと思います。 ありがとうございました。 |