写真提供:石渡&猿井
2004年9月18~20日

9/18(土) 晴れ→曇り→雨
9/19(日) 土砂降り→晴れ→曇り
 9/20(月) 晴れ

***《スクール生のコメント》***************

【(いかりや)チョーサン】
沢へのアプローチ出だしでは,夜半からの激しい雨が降っていたので赤木沢はダメだろうと思った.ところが,
出合まで行くと水量は多いが    充分いける.気がつくと天気はピーカン.水量が多いだけ沢の醍醐味
は味わえた.しかも水源の高層湿原では雷鳥にも出会った.   
ダメだなと思っていた私に,厳然たるガイドの力量を示したツヴェート氏には感服した.
 
【あねさん】
前夜からのひどい雨が,ふっと晴れ上がった赤木沢は,想像していたよりもずっと綺麗で幸せな場所でした.
沢を離れ,稜線へ続く高層湿原をばらばら・ぼちぼち歩いたのも,なごみすぎて言葉にできないくらいの気持ちよさ.
ツヴェートさん,石渡さん,参加者のみなさまに多謝.
 
【 ファイヤー・フィッシャーマン(焼き魚)】
ここ数年で一番ウマイすき焼きを食ったこと,生ビールがうまかったこと,“今半”が重かったこと,
夜死ぬほど寒かったこと・・・とにかく後はとても楽しかった.「スクール」なのにこんな感想でいいのかなあ.
 
【 malik・プーさん】
我々以外のグループで直登組は皆無だった.それでもガイド氏の配慮により,1ヶ所は滝を登った.
若干物足りなさも残ったが,それも源流をつめた後の心地よい風と,踏み跡もまばらな草原は,小さな不満を押し
つぶすのに充分な風景であった.およそ道という限られたルートを,忠実に辿る作業とは無なもので,
先人と同じ気分でアッタかも知れない.ともあれ,いつの日かスキーで再訪したいと思う.
  
【カフェイン】
メンバーのFさんが赤いおいしそうな実を手渡してくれた.ラッキー,と思ったらとっても酸っぱかった.
やられた・・・.ツヴェートさんがくれたベニバナイチゴはおいしかった.とにかくお天気が何とかなって,
充分楽しめたのでよかった. (本人からのコメントが入らなかったのでFが代弁しました)

【 高気圧ガール】
“始まり”はいつもドキドキする・・・.楽しみにしていた黒部の源流を目にした時は,圧倒された.
翠の川面を想像していたのだが,増水により水の色は濁り,流れは荒れていた.赤木沢に入る頃には
川も穏やかになり始め,私たちの心も優しくなっていった・・・.水面に隠れたナメ,階段状の滝,草つきの紅葉,
次々と目の前に現れる景色の中には小さな虹もあった.みんないい顔してたと思う.

                                                            記録担当:川原,古山