1月10日 晴れ、すぐに曇り、強風、日中-13℃くらい。ツヴェートさん+4名
 赤岳鉱泉出発→石尊稜の終了点(稜線の登山道)→ 赤岳鉱泉着→赤岳鉱泉出発→美濃戸口

・小屋を出発したときは、まだ青空も見えていたが、すぐに稜線はすぐにガスに隠れる。
 その後天気は変らず。稜線付近はガス。-13℃の強風は厳しい条件であった。
・石尊稜の入口に付いたとき、2パーティが先行にいる。下部岩場でもたついている1パーティを、なんなくパスする。
・下部岩場と上部岩場は、ツヴェートさんがダブルロープでリード、2本のロープに2人に分かれ、フォローで登る。

・下部岩場は“こんな小さな足場に登らなければいけないの!?”と一瞬緊張した。
 前日のジョウゴ沢で、初めてミックスを登ったばかりの私に、ツヴェートさんは 「石尊稜簡単だよ!」と
 言っていたのを思い出し、どこが簡単だ!とも思ったが、昨日のジョウゴ沢でのミックス練習では、
 もっと小さい足場に乗れたことを思い出し、気を取り直し登る。登れた時はうれしかった。
 初めてクライミングシューズを履いて小川山のスラブを登った時と同じであった。
 きっと昨日の練習がなかったら、登れなかったと思う。もっと楽しく、またリードでも登れるくらいに自信をつけるには
 何回も練習が必要ですね。

・初めての冬ルート、いい経験になりました。
レポート:石渡(リーダー講習生)